IoT体験セミナーに行ってきました。

IoT体験セミナーに行ってきました。

先日、長野市内でありましたIoT体験セミナーに行ってきました。
今回の記事は備忘録も兼ねて記載させて頂きます。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、IoTとは「Internet of Things」の頭文字を取った単語です。日本語では一般的に「モノのインターネット」と呼ばれています。IoTを簡単に説明すると、「身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながる」仕組みのことです。意外とそのままの意味です。

【セミナーターゲット】
全員とお話できた訳ではないですが、どちらかというとIT関係の企業ではなく製造業などIoTを基礎から知りたいという方が多く集まっていたように感じました。

【セミナー内容】
今回はほぼ1日がかりのセミナーだったので、午前中は上記に書いたような「IoTとは何か」というところから始まり、IoTを導入した場合の効果、現在の導入事例、通信や電波の取扱と関わる法律など、様々な角度から現在IoTを導入する際の課題を学べる内容となっていました。

また、午後からは実際に「Node-RED」というオープンソースソフトウェアを使って、コードを書かずに簡単にIoTのプログラミングができる方法を体験できました。下記画像が実際のNode-RED画面です。

Nodo-REDで作ったプログラムを下記画像のRaspberry Pi(ラズベリーパイ)という1枚の回路基板上にコンピューターとして最低限の機能を持たせた「シングルボードコンピューター」で実行し、Raspberry Piにつないだセンサーで気温や湿度、気圧などを計測して、情報を収集するという実習を行いました。

上記画像のRaspberry Piから白く伸びているケーブルでつながっているのがカメラです。
実習の最後には、この小さなカメラで写真を撮り、それをAIの画像認識にかけて「何が写っているか」を
文章でNode-REDに表示するということもやってみました。

Raspberry Piの耐久性など商品化には課題があるようですが、プロトタイプとして色々試してみるのにはとてもオススメです。
センサーも会場内にいくつか見本が置いてあり、水分・気温・気圧・湿度・磁気・サウンド等など、安いものでは数百円で手に入るものもありました。

ホメテとしては、まだまだIoTに関する事業の情報収集をしている段階ですが、
今後伸びていく市場ですので、今後も動向をチェックしていきたいと思います。