これからの本の買い方

これからの本の買い方

20年近く前、わたしが新人でIT業界に入ったとき、上司に言われたことがあります。
「君の年齢だと遅いので、月に10冊は専門書読まないとやっていけないよ」と。

大学を卒業した後、どうしても写真関係の仕事がしたく、世界的に有名な光学メーカーに入社しました。念願だった光学メーカーだったのですが、配属されたところは「天体望遠鏡」や「双眼鏡」などを扱う想定外の部署。しかも希望とは異なる営業担当。営業はそれはそれで楽しかったのですが、なんだかんだありIT業界に転職しました。
すでに新卒ではない年齢の時に言われた言葉でした。

当時はとにかく早く一人前に仕事が出来るようになりたいという思いから、それを守るべく専門書を読み漁り、実際に手を動かし必死に覚えようとしていました。当時はまだインターネットが普及していなかった(まだパソコン通信の全盛期)ので、仕事をしながらネットで検索!といったことは出来ませんでした。とにかく専門書は見つけた時に買っておかないと次いつ出会えるかわからないものでした。

月に10冊近い本を買うわけなので、自宅の本棚はすぐにいっぱいになる。だが、目に見える形で自分の知識が増えていっていることが実感出来たし、読んでいる分野が偏っていることもわかった。

ただ、問題なのが、専門書は長く活用できるわけではないということ。
IT技術の流行り廃りは激しく、業務で使えていた書籍が古い情報になったというのはざら。そういった専門書は、古本屋に出しても値段がつかない。捨てるに捨てられないかさばるお荷物に陥ってしまう。

現在、事務所にはわたしが駆け出しの頃から使っていた専門書を含む多数の本があります。ただ、やはり時代遅れになってしまった本もあり、物置にしまっているものもあります。
最近思うのは、欲しいときに欲しい情報が手に入れば「紙の本」でなくても良いのではと。資源の節約にもなるし、場所も取らない。

楽天ブックスや、アマゾンのKindleの存在は知っていたのですが、Kindleで「Kindle Unlimited」という月額980円で書籍が読み放題というサービスがあるんですね。月刊の雑誌1冊買ったと思えば十分見合うかと思います。書籍によっては読み放題に含まれないものもありますが、紙の本になっていない専門書などあり、結構読める本があります。このサービスの他にも通常通り電子書籍として購入することが出来、しかも持ち運びは専門のリーダー(わたしはiPad mini)を持っていればどこでも読むことができる。嵩張らないし、当然重量的に重くならない。不要になった本はリーダーから削除すればいいだけ。便利ですね。

これからはKindleを活用してみようかなと思います。
Kindle、電子書籍は便利なのですが、ブルーライトでの視力低下や、紙の本に比べ記憶に残りにくい!?(自分だけ?)といった問題もあります。
回し読み出来ないという面もありますね。

電子書籍、紙の本、それぞれメリットデメリットはありますが、自分たちのスタイルに合わせ、よりよいアイテムを選択していければと思います。

 

Kindle Unlimitedの情報はこちらを参考にしてみてください。