和合小学校のお仕事体験を見学しました
2022年12月20日(火曜日)、阿南町立和合小学校のお仕事体験会を見学させていただきました。お仕事体験会は午前中2回に分け、阿南町内にあるお店や企業などが講師として招かれ、「お菓子作り」「林業(しいたけ菌打ち・薪割り)」「進路コーチ」「土木(パワーショベル)」「ホームページ作成」の中から2つ体験しました。ホームページ作成では弊社の阿南町新野にあるサテライトオフィスで仕事をする社員が講師をさせていただきました。
自分(代表の池尻)は講師をしないのですが、教育の現場でどのようなITへの取り組みをされてるのか、ホームページ作成を通じて子どもたちがどのようなことを感じ・思っているのかを知りたく見学させていただきました。
和合小学校
阿南町立和合小学校は、飯田市から約1時間、国道151号線を南に走り、峰竜太の出身地である下條村を突き抜け愛知県との県境の町である阿南町の山間部にあります。
和合地区は、阿南町の中でも最も山深い場所にあり、急傾斜地に民家や学校があります。学校に向かう道は車で離合するのは難しいぐらい細い道ですが、道路と並行して流れる渓流の水は透き通っていて自然の豊かさを感じさせてれます。学校に到着するすぐ手前には、国の重要無形民族文化財にも指定されている「和合の念仏踊り」の開催地でもある林松寺の入り口も見ることが出来ます。
お仕事体験会
始めの会は音楽室で行われました。集まった児童のみなさんは講師のみなさんにご挨拶。和合小学校の全校児童は10人ほどで1年生から6年生まで和気あいあいと仲良く、礼儀正しく先生の挨拶、講師のみなさんの挨拶を聞いていました。
写真手前の後ろ姿の男性が校長先生。子ども達と気さくに話をされ、ホームページ作成の教室でも「へぇ〜こんなことが出来るんだ〜後でやってみよう」とおっしゃっているのが印象的でした。和合小学校のホームページも校長先生はじめ先生方で更新されているそうです。
ホームページ作成
ホームページの作成(体験)はWixを使って進めていました。ホームページ作成ってどんなお仕事なのかと話したあと、既に出来ている和合小学校のホームページを例に、開発者ウインドウでソースコードを見せ、ホームページを作るのにはこんなにいろいろ書くんだよ〜でものね・・・と言ったぐあい。説明の後、実際に生徒さんにWixを使ってページを作ってもらっていましたが、楽しそうに操作していました。
Wixは本当に高機能であっという間にひながたを作ってしまいます。後は見た目の調整やコンテンツを登録するだけ。便利な時代になりました。高学年ぐらいになるとパソコンなど電子機器を使い慣れているのか少し教えただけで自分でいろいろ試していました。
見学させていただいて
小学校や中学校ではタブレットやノートパソコンなど貸与して、授業でも活用していく「方針」というのは知っていました。和合小学校ではWindows?のノートパソコンなんですね。今回お邪魔した教室は5−6年生の複式学級の教室だったのですが、机の上には一人1台のノートパソコンがあり授業に取り入れ活用しているようでした。それと教室に入って驚いたのですが、写真の黒板を見ての通りローマ字でのキータイプを覚えるんですね。
パソコンで文字を入力する時には、キートップにかかれていある「ひらがな」打ちを教えるのだと思っていましたが違うのですね。自分の息子は中学生ですがローマ字打ちでキーが打てるのかどうか疑問です。キーボードはローマ字で打てる教育がされている、ということを知れたことは大きな収穫です。(ちゃんとした)プログラミング言語でプログラミングを書こうとすると基本的に「英語」ですからね。ローマ字が打てるのと打てないのでは全然違ってきます。こういったことも現地に訪問したからこそ知れることですね。
和合小学校の生徒さんは生徒が少ないからでしょうか?常に自分が主役であるためなのかみんな積極的でした。いろいろ試す、疑問を質問する、自分の意見を話す。今回のお仕事体験会で参加した生徒さんで最年少が2年生でした。その子も(ちょっともじもじするところはあったけどね)自分の意見をお話ししていました。
終わりの会でも、みんなの前でお礼が言えてとってもしっかりした生徒さんばかりでした。
今回はとてもいい経験をさせていただきました。和合小学校の先生方、生徒のみなさんありがとうございました!